• 2020.02.22
  • [最終更新日]2020.03.16

『アウトプット大全』CHAPTER2:科学に裏付けられた、伝わる話し方

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この本は、1つの話が2ページ程度に短くまとめられています。

仕事合間のちょっと空いた隙間時間とかでも読み進めやすいので、私のような読書が続かない人におすすめできる本です。

『アウトプット大全』の構成

『アウトプット大全』はチャプター1~5までの5章立てとなってます。

  1. CHAPTER1:アウトプットの基本法則(前回、紹介しました)
  2. CHAPTER2:科学に裏付けられた、伝わる話し方 ←今回はココ
  3. CHAPTER3:能力を最大限に引き出す書き方
  4. CHAPTER4:圧倒的に結果を出す人の行動力
  5. CHAPTER5:アウトプット力を高める7つのトレーニング法

CHAPTER2:科学に裏付けられた、伝わる話し方

チャプター2の内容は、「科学に裏付けられた、伝わる話し方」です。

私はコミュニケーションが得意な方ではありません。
特に自分発信で話をするのが苦手で、相手のタイプによっては気まずい時間が流れてしまいます。
そんな自分の性格に合ったヒントがあれば、と思いながら読み進めました。

「長く話す」より「ちょくちょく話す」

今回のチャプターで最も印象的だったのは、雑談などは「内容」よりも「回数」の方が重要だということです。
「ザイオンス効果(単純接触効果)」という心理学の法則があって、接触回数が増えるほど、人の好感度は高くなるらしいのです。

長話できる関係性の方が親密な気がしていたので驚きました。
親密だから長話をするのであって、長話自体には親密になる効果はないということですかね。

自分発信の会話が苦手な自分からしてみれば、「もう少し気軽な気持ちで話かけてもいいのかも」と思わせてくれる内容でした。

自己開示するほど親近感がアップする

ほかにも役に立ちそうな方法として、「自己開示の法則」というものがありました。
「自己開示するほど、親近感がアップする」というものです。

また、自分が自己開示をすると、相手も自己開示してくれるようになる。
それを「自己開示の返報性」というそうです。

私の身近にも、この法則を活用して相手との距離感を縮めるのが得意な人がいます。
その人は、法則になっているなんて知らないでしょうが、うまく使えば有効な手段だと思いました。

チャプター2を読んでみて

今回紹介した以外にも、役立ちそうなことがたくさん書いてありました。

私のようなコミュニケーションが得意でない人でも、こういった法則に基づいたコツを学ぶことによって、少しでも相手からの印象を良くすることはできるのかもしれません。